携帯電話と格闘する母

一緒に住み始めてから、どんどんおかしい言動が増え、一人で留守番させるのが不安になってきたので、携帯電話を持たせる事にした。

色々言っても理解が難しいので、とにかく音が鳴ったら通話ボタンを押すことだけを何十回も教えてみるのだが、これまたスムーズにいかない。

上手くいく時は稀で、ほとんどは通話ボタンを押す事をせず、着信音の時点で「もしもーし、もしもーし。」とやっている。

まぁ、またその都度、何百回でも教えるしかないか。

姉にその事を伝え、母が出れるかわからないが、私の仕事中等にたまに電話してくれるよう頼んだ。

母も、私の目を気にせず姉に愚痴を言える機会があった方がいいだろう。

その後、姉からの電話に数回出る事に成功したようだ。

そして、私の電話には上手く出られず、たまに出たかと思えば、早く帰ってこいと怒る。

何回電話しても出ないと、転倒してるのではと仕事中も気になり、自宅と仕事場は徒歩10分くらいなので、急いで一時帰宅する事も多くなった。

大概は、取り越し苦労で終わるのだが、ある日急いで帰宅すると、何故か内側からロックがかかっていた…。

にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村

にほんブログ村 家族ブログへ
にほんブログ村