長男と二男のバトル

葬儀の翌日、二男が長男に電話した。
本来であれば、長男が電話して来いと思う。
私や二男は家族だから別にいいが、私の夫には一言もないのは筋が違うのではないか。

「もしもし、兄貴。昨日、無事に終わったから。」

「あぁ、そうか。」

「今日の夜にでも、くまこと旦那さんに兄貴の方からお礼も兼ねて電話してくれよな。」

その瞬間、長男が怒鳴りはじめた。

「何で、俺がいちいちお礼言わなきゃなんねぇんだよ!!」
(やっぱ、コイツは普通じゃないな)
「はぁ?2年間、介護生活してくれてたんだぞ。そこに何の感謝もねぇのかよ!!」
(よしよし、いいぞ二男もっと言え)
「毎月、3万仕送りしてただろ。それに、勝手に田舎の姉と色々決めて。俺は避けものか」
「毎月3万なんて、最低限だろ。避けものって言うけど、自分から電話したりもしないで、自分から知る努力もしなかっただろうがよ!!」
(おっ、二男がまともなこと言ってる)

いつも昔から、二男は口下手であまり自分の意見を言う方ではなかった。
長男も同じ印象を持っていたと思う。
だからこそ、バツが悪くなった長男は一方的に電話を切ってしまった。

毎月3万仕送りと言っていたが、長男嫁からしょっちゅう連絡があり、今月は遅れるとか、今月は払えないとかで、2年間で1年分にも満たない。
そのうち払うから、長男には言わないでほしい。お酒飲んですぐ暴れるからと。
で、結局そのまま。

翌日、電話した私に長男が放った言葉は衝撃的なものだった。

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