鑑識官が来た

自宅に戻るとすぐ、病院で会った警察の方と鑑識官が2名、やって来た。
母の部屋とトイレを調べたり写真を撮ったりしていた。
一人の鑑識官が、
「この部屋は寒いな。おいおい20℃ないぞ。ここに老人を。」
と独り言なのか、こちらに当てつけなのか言っているのが聞こえたので、
「ちょうど、私達も今戻ってきたばかりですし、暖房も今つけたとこです。母の部屋にあった他の暖房器具は救命活動の邪魔になるから部屋から出して下さいと言われたので、まとめてここにありますが。虐待等してません!!!」
思わず強い口調で言ってしまった。

こっちは、突然母が亡くなって、気が動転しているというのに、しょうがないことだが、他人がズカズカ入ってきて偉そうに放った言葉に我慢出来なかった。

警察の方が申し訳なさそうに、
「この後、警察の方で委託している医師と運ばれた病院とで、死因を細かく調べます。それで特定できれば、明日にはお母様をお返しできるのですが、もし特定できなければ、解剖することになるのでその場合は、2〜3日かかってしまうかも知れません。」

「わかりました。今日は寝れないと思うので、夜中でも早朝でも何時でも構いませんので、分かり次第連絡下さい。」

20分程で、帰っていった。

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