死因判明

鑑識官らが帰ったあと、色々な思いがぐるぐる廻り案の定一睡も出来なかった。
とりあえず、解剖せずに早く戻ってきて欲しい、それだけだった。
6時に電話がきた。
「お母様の死因が特定できました。委託している医師からの説明等がありますので、8時に警察署にお越しいただけますか?それと、説明等が終わりましたら、そのままお母様をお引取り頂けますので、葬儀屋さんに直接警察署へ迎えに来てもらうよう、手配してからお越し下さい。」

その日は本来であれば、デイサービスの日で、尚かつ月1回のケアマネージャーの訪問日でもあった。
前日、急にあのような事になり、夜に電話しても営業時間外だった為、連絡しながら、警察署へ向かった。

個室に通されると、60代くらいの物腰の柔らかい男性医師がいた。
一枚の書類を見せられ説明が始まった。

「お母様のお名前や生年月日等に間違いはありませんか?このようなことになり、びっくりされたでしょう?お母様の死因をまず申し上げると、腹部大動脈瘤破裂です。」

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