またか…
来月末、少し時期を早めて、母の一回忌を行う為に田舎に帰省する事になっている。
またか…。
姉夫婦と私達夫婦だけ。
また、長女、長男、二男は来ない。
葬儀の時は、二男のみ参列。
納骨の時は、姉夫婦と私達夫婦。
まだ、父も施設に入居しているというのに。
一生、会わないつもりなのだろう。
家族全員が揃った事等、一度もないしこれから先も絶対に無いと断言できる。
納骨の時も来月の一回忌の件についても、当然の如く誰も連絡をして来ない。
こちらから、話を持ち掛けても他人事だ。
何が彼等をそうさせるのだろう。
深い恨み辛みでもあるのだろうか。
確かに、普通とは程遠い家庭環境だった。
もしかしたら、私だけ年が離れているので私の知らない何かがあったのかも知れない。
それでもだ。
50前後のオバサンとオジサンがいつまでもいつまでも、自分は不幸だったと言い続けている。
自分の一連の行いを正当化するように。